野外教育研究所IOEは、 野外教育、環境教育を 行う民間の事業所です。

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いついつBOSS通信Vol.13

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  2007.1.13. Vol.13

  ☆☆☆☆☆☆  いついつ BOSS 通信  ☆☆☆☆☆☆
 
 
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2007(平成19)年新年のご挨拶号!!
私の友人・知人のみな様、新年明けましておめでとうございます!!

いつ来るか分からない。いつか来る。いつでも来る。(不定期発行)"の
「いついつ BOSS 通信」は、私、山口久臣が、みな様に、
環境教育、野外教育、国際教育、国際交流、国際協力、自然学校、ツーリズム、
体験活動、環境地域づくりなどの
おもしろい&耳よりな情報や私の"思い"をお伝えさせていただくメールです。

皆様、お元気でしょか!? ますます、ご活躍の事と存じ上げます。

今回初めて、お送りさせて頂きます方々へは、大変失礼致します。
BOSS(ボス)は、私のキャンプ・ネームです。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
"そんなのいらんゾ!!"という方は、いつでも"お断りメール"を下さいませ。
                            山口久臣(BOSS)

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目 次

【1】2007年新年のご挨拶

【2】私のアジア交流とヨーロッパ交流から ――― 環境地域づくりとの出逢い


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【1】2007年新年のご挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます!!
皆様方、心身共に健康で、お元気に新年をお迎えでしょうか!?
昨年は、野外教育研究所IOEの設立20周年という節目の年に当たりまして
多方面でお世話になりましたことに心より感謝申し上げます。
お陰様で計画をした事業や行事等ほぼ出来つつあります。
今年もまた張り切って色々な事にチャレンジをして行きたいと思っております
が、勿論きちんとしたコンセプト&ミッションに従ってのことです。
一方、社会はますます混迷・激動の時代のようです。
今こそ己の中心と軸足を定め"何を成すべきか!!何が出来るのか!!"をしっか
りと見定める時のように思えます。
そんな中で、私たちのテーマは、今年もやはり「環境地域づくり」です。具体
的には「自然学校」と「ツーリズム」の展開です。更に、「プロジェクト・ア
ジア」と「プロジェクトASO」の具現化です。
必ずやより良き展開や結果に成って行くことを強く心に念じつつ例年のごとく、
今年も"明るく、楽しく、元気よく!!"でやってまいります。本年もどうぞよ
ろしくご指導とご協力とお付き合いのほどをお願い申し上げます。

野外教育研究所IOE所長 山口久臣  
スタッフ:伊志嶺朝紀、田中雅也、澤克彦、富田加奈子、平江望、

謹んで新年のご祝詞を申し述べます!!
皆様方、明るくお元気に新年をお迎えでしょうか!?
昨年中は当協会の発会15周年記念の事業等では大変お世話になりまして誠
にありがとうございました。
コミネット協会も今年からまた新たなる船出と位置付けて、NPO・NGOと
して元気に活動を行い持続可能なる組織として経営して行けるように努力して
まいりたいと思っております。
キーワードは、「国際」、「環境」、「地域」、「教育」、「経済」です。
ポイントは、「パートナーシップ」、「中間支援」、「コミュニティ・ビジネ
ス」、「エコ・ビジネス」、「非営利ビジネス」、「問題解決ビジネス」です。
今年もまだまだ5月までは15周年記念事業が続きます。
そして、16年目以降の新たなる展開も視野に入れつつ更に元気よく、いろ
いろな事にトライして行きたいと思っております。
どうぞ本年も相変わりませずに何卒よろしくご指導、ご支援、ご協力のほどを
お願い申し上げます。

特定非営利活動法人(NPO法人)コミネット協会(CNA)
・会長:池永憲貞  ・副会長:佐藤昭二、境国嗣、古賀武夫、  
・理事長:山口久臣 ・副理事長:鳴瀬信一  
・専務理事:澤克彦 ・理事:細井輝彦、後藤浩史、平江望、北園聡子、
河野正治、高橋素晴、松原尚子、 
・監事:長野良市、宮川貞夫、

新年明けましておめでとうございます!!
NPO法人阿蘇ミュージアムも今年で発会5年目に入ります。
阿蘇は、ツーリズムや自然学校などの動きがますます活発になってまいりま
した。今年も多くの人たちが阿蘇のエコツアーを体験しにやって来ることが予
想されます。私たちも"阿蘇火山ツーリズム"をキーワードとして、"おもし
ろい、分りやすい、ためになる"活動を元気よく展開して行きたいと思ってお
ります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
【2007年度の主な事業・活動の予定】
・第3期阿蘇インタープリター養成講座の開催
・阿蘇火山ツーリズム「阿蘇火山フィールド・ミュージアム」の展開
・阿蘇火山の調査・研究、教育・普及、インタープリテーション(解説)に関
わる事業と活動
・国際火山都市会議(COV5)の協働事業(2007年11月に開催予定。NPO法人
阿蘇ミュージアムとNPO法人桜島ミュージアム(鹿児島)と島原普賢会と普賢岳
災害復旧記念館(長崎)との協働事業)
・その他

特定非営利活動法人(NPO法人)阿蘇ミュージアム
・理事長:山口久臣 ・副理事長: 


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【2】私のアジア交流とヨーロッパ交流から ―― 環境地域づくりとの出逢い
私のアジア交流は、1981年に参加した「日中友好九州青年の船」から始ま
った。それは私にとって記念すべき生まれて始めての海外への旅だった。それ
まで海外へ行きたい、行きたいと切望しての海外だったのでものすごく感動し
た。初めて上海の地を自分の足で踏んだ時のことは今も忘れられない。自分で
もよく分からない震えのような興奮が3日間ほど続いたのを覚えている。生ま
れて始めて知るカルチャーショックに違いなかった。その時に、それまでの人
生で望みが安易に叶わなかったことに感謝した。恋焦がれて得たことほど感動
することはないものだ。と芯から思った。その次が1985年の韓国行きだっ
た。ソウルと忠清南道(ちゅうせいなんどう)に行った。これが切っ掛けとな
って1986年から「日韓友好熊本少年の船」事業を始めた。その他関連事業
も含めて30回ほど韓国を訪問した。
その後1990年の地球市民の会のスタディツアーから始まり東南アジアのタ
イ王国へ通うようになり、1993年からはコミネット協会の「日タイ協力プ
ロジェクト」で毎年タイ王国に出掛けて行った。アジアから多くのことを学ん
だ。とりわけタイの親友であり偉大なるタイの自然と文化のインタープリター
であったジャナロン・メキンタラクラ氏(2003年逝去。享年51歳。)か
らは、タイのことは勿論、国際交流・国際協力のこと、人生について等などと
実に多くのことを学んだ。一方で、1995年から長い間の念願であったヨー
ロッパへ通い始めた。イギリス、デンマーク、ドイツ、スウェーデン、スイス
へと足を運んだ。目的はヨーロッパの環境保全の実態を観ること。進んだ環境
教育を学ぶことであった。
ヨーロッパのとりわけ西ヨーロッパは、20世紀後半から多くの環境運動を産
み出した。例えば、イギリスの「ナショナル・トラスト運動」、「グランドワ
ーク運動」、ドイツの「ビオトープ」、北欧の「グリーン・ツーリズム」、フ
ランスの「エコ・ミュージアム」、デンマークの「フォルケフォイスコーレ」、
スイスの「ツーリズム」、イタリアの「スローフード運動」等などと枚挙に遑
が無いほどだ。そして、ヨーロッパは「京都議定書」発効によるCO2削減に
も最も真剣である。何故それほどまでにヨーロッパが環境保全に一生懸命なの
だろう!?よくよく調べて行くとヨーロッパ地域は、16~17世紀頃までう
っそうとしたヨーロッパぶなや楢の木の森がたくさんあったそうだ。それがそ
の後の開発や繰り返された戦争によってことごとく破壊し尽されて行ったので
ある。そのことに歴史的に民族的に気が付くのは第二次世界大戦終了後の20
世紀の後半なのである。ヨーロッパ民族は、300年もかけて森を失くす=自
然破壊をしたという愚かな行為に気が付き、それから徹底した"自然の復元、
環境復元"運動に向かうのである。だからヨーロッパの自然保護の英訳は、自
然の復元を指す「Nature Restoration」である。ちなみに自然保護の英訳には
4つある。前述の他、「Nature Protection=本来の自然保護の意」、「Nature
Preservation=貴重な自然の保存の意」、「Nature Conservation=総合的な環
境保全としての自然保護の意」である。更に関連して、豊かな自然の条件には、
5つあると言われている。それは、①澄んだ空気 ②清冽な水 ③よく肥えた
土 ④混成する緑 ⑤多様なる生物 である。つまり豊かなる森こそが豊かな
る自然であり、豊かな自然と共に人間が共生して行くことこそが何よりも人が
求めて行くべき豊かな生き方なのである。とあらためて気付いたのである。こ
れらのことに民族的に歴史的に気が付いたヨーロッパの人々は今まさにエコロ
ジー(環境保全)とエコノミー(経済振興)が両立する地域づくりを志向し実
践しているのである。このような地域づくりのことを私は"環境地域づくり"
と呼んでいる。一方、アジア地域からもまた森が消失している。例えばタイの
国は、1960年当時、国土面積の約60%あった森が2000年時点で約25%
になり、現在はもう既に17%以下という状況に陥っている。無論原因はいろい
ろだが決定的なことは経済の急成長である。端的に云えば、経済的な豊かさと
引き換えに森を売って来たと言える。長い目で観ると森の消失・破壊=自然の
消失・破壊は国の荒廃を招くのである。
そのことはヨーロッパが歴史的に証明して見せているではないか。今や日本の
財政状況は、1979年にサッチャー首相が登場した当時のイギリスの状況に
酷似している。その後のイギリスの改革と変遷にも学びつつ、私たちの国、日
本ももう"環境地域づくり"を目指すことは不可欠なのである。

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