野外教育研究所IOEは、 野外教育、環境教育を 行う民間の事業所です。

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いついつBOSS通信Vol.14

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   2007.4.10. Vol.14

  ☆☆☆☆☆  いついつ BOSS 通信  ☆☆☆☆☆
 
 
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私の友人・知人のみな様、こんにちわ!!

いつ来るか分からない。いつか来る。いつでも来る。(不定期発行)"の
「いついつ BOSS 通信」は、私、山口久臣が、みな様に、
環境教育、野外教育、国際交流、自然学校、体験活動、環境地域づくりなどの
おもしろい&耳よりな情報や私の"思い"をお伝えさせていただくメールです。

皆様、お元気でしょか!? ますます、ご活躍の事と存じ上げます。

いよいよ春爛漫の季節ですネ。
今年の冬はあまり"寒い!!"という記憶がないままに過ぎて行った冬でした。
ともあれ今度は、たっぷりと"春"を楽しみましょう!!

今回初めて、お送りさせて頂きます方々へは、大変失礼致します。
BOSS(ボス)は、私のキャンプ・ネームです。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
"そんなのいらんゾ!!"という方は、いつでも"お断りメール"を下さいませ。
                            山口久臣(BOSS)

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目 次
【1】ちょっと、エッセイ --- 心の健康、体の健康!!

【2】英国の"ソーシャル・エコノミー"をたずねる旅2007の報告

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【1】ちょっと、エッセイ --- 心の健康、体の健康!!

山口久臣 昭和29年11月29日生まれの現在52歳。
 
 今年になってから友人、知人が数人旅立って逝ってしまった。
きっと"千の風に乗って"大空高くへと行ってしまったのだろう。
いつかは我々も幸いにして、逝くことが出来るのだ。
がまだ今生での使命と役割を果たすために楽しくも元気に(心と体が)、
充実しつつ天命を全うしなければならない。否、したいのだ!!

 先日、新聞に"満足死"と云うことが紹介されていた。
己の最善を尽くした生き方をし天命に従って有意義かつ満足な人生を送って
安心、心満ち足りて死んで行くという生き方、死に方だそうだ。

 人生の50歳代は、朱色に赤くも熱く燃え上がる"朱夏の季節"だ。
そのためには心も体も健康でなければおもしろくもない。
あまり深く考えず、ストレスも感じず(なるべく)、メタボリックくんとも
縁を切り、我が道を"世のため人のために、こんな身でよろしかったら使って
もらいつつやって生きたいと思う。

私の趣味は、「エコツアーとトレーニングと温泉です!!」と言いながら
元気に、もっか52歳の人生ラインを爆走中!!

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【2】英国の"ソーシャル・エコノミー"をたずねる旅2007の報告

私の「英国のソーシャル・エコノミー」視察レポート
英国に学ぶ!!その2.
特定非営利活動法人コミネット協会 山口久臣
1.再び英国を目指して
2005年2月、我々は英国を訪ねた。目的は、元祖"パートナーシップ"の現状
を観るためだった。総合コーディネーターは、福岡県出身で英国在住約30年と
いうパートナーシップ、グリーンツーリズム、英 国グランドワーク等の専門
家である小山善彦氏にお願いした。目から鱗がたくさん落ちるほどの刺激的で
腑に落ちる旅だった。あれから2年、2007年2月に再び英国を目指した。今回の
目的は勿論、英国のパートナーシップの第二弾を学ぶこと。更に英国における
コミュニティ・ビジネス、ソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)及び、
ソーシャル・エコノミー(地域的社会的経済)について学び、感じ取ることだ
った。今回もまた前回に引き続き、公務員、大学教員、NPOのスタッフ、
企業家、学生と云う多彩な顔ぶれの参加者となり、ツアーグループそのものが、
"パートナーシップ"の様相を呈する楽しい旅となった。

2.英国、この30年間の流れを観る!!
  英国は、1945年の第2次世界大戦終了後からは、"ゆりかごから墓場まで"
と例えられるほどの社会福祉国家となった。ところが、その財源として行政の
予算が使われ続けて来たものだから気が付けば政府、自治体は財政破綻を招い
てしまったのである。そんな中1979年に登場したのが英国保守党のサッチャー
政権である。サッチャーは、それから1990年までの足掛け3期で徹底した"小さ
な政府"という行政業務の簡素化を図ること。行政がやっていたあらゆる事業
を縮小するという大改革を行なうのである。(サッチャーの改革があまりにも
激しかったものだから反発を招きそれがサッチャー政権失脚の原因になったら
しいのだが...。)その後に同じ保守党のメイジャー政権によりサッチャー路線
は継承され、次の政党が異なる英国共和党の現ブレア政権でも同路線は大まか
に引き継がれて行くのである。そんなサッチャーから始まった改革にから生ま
れ出て来た特徴的な社会政策実行の手法の一つが、"パートナーシップ
(協働)"なのである。この手法が社会、政治・政策の運営・展開の根幹に来
たことにより行政は、上の位置(御上(おかみ))から他のセクターと横並び
の位置へと降りて来ることになる。そして、その"パートナーシップ"が英国
の4つの州(イングランド州、ウェールズ州、北アイルランド州、スコットラン
ド州)の中でおおよそ4段階に進化して来ていて、今はもう英国のすべての自治
体で地域戦略パートナーシップ(Local Strategic Partnership)という手法に
なっているのだそうだ。今の日本の政府、自治体の財政状況は、英国の1980年
当時に酷似している。

3.今、英国に学ぶキーワード
  今回の英国スタディ・ツアーの総合テーマは、「ソーシャル・エコノミー」
だった。そしてそのキーワードは、次のとおりだ。「NPO、NGO」、「パ
ートナーシップ」、「中間支援と中間支援組織」、「グランドワーク・トラス
トと開発トラスト」、「エコ(環境)・ビジネスとコミュニティ・ビジネスと
非営利ビジネス(NPOによるビジネス)」、「ソーシャル・エンタープライ
ズとEnvironmental Socil Enterprise(環境保全型社会的企業)」、「ソーシ
ャル・エコノミー」、「問題解決ビジネス="問題・課題があるところにこそ
ビジネス・チャンスがある。"」、「起業化、ビジネス化」であった。

4.パートナーシップとソーシャル・エンタープライズについて
  英国では、前述したように "パートナーシップ"という手法を活用する
ことにより具体的にどのようなものを産み出して来たかというと、勿論行政や
政策的にはあらゆる事業があるのだろうが、特に民間では例えば、コミュニテ
ィ・ビジネス(地域での起業)であり、ソーシャル・エンタープライズ(社会
的企業)である。その具現化した形が例えば、コミュニティ・パーク、コミュ
ニティ・バス、コミュイニティ・センター、自然学校、ツーリズム等などであ
る。その特徴は、それらの事業の経営責任者(有限責任の役員会で、組織の趣
旨・目的に従って経営方針や事業方針を決める。)のメンバーが、いろいろな
セクター(企業、NPO、行政、市民など)から代表が出てパートナーシップ
(協働)により構成していることである。これらのメンバーは無償のボランテ
ィアである。事業実行担当者が有償のスタッフとなる。
ソーシャル・エンタープライズは、NPOではない。一般的な利益追求を目的
とした企業でもない。社会的に新たなセクターと言って良い。分りやすく例え
るならば「NPO的なコンセプトと組織形態を持った企業。企業的な経営を行
なうNPO。」といったところだろうか。また英国での定義の一つとして「英
国のソーシャル・エンタープライズとは、社会的・環境的なチャレンジ(課題)
に対してエンタープライジング(起業的)な解決策を提案し、それを実現する
新しいビジネス方法を創造すること。(Social Enterprise London)」という
のがあった。更に印象に残ったのは、「Environmental Social Enterprise=
環境保全型社会的企業」という言葉だった。

5.我々は、英国に何を学ぶのか!?
さてこのような英国の状況・現状から我々は何を学べるのか!?何を学ぶの
か!?まずは、収支のバランスが取れた(この場合、経済(金)、エネルギー、
食糧、水等だろうか...。) "持続可能な社会・地域(コミュニティ)づくり"
を目指すこと。そのためにはより大枠でくくり、その中でより小規模簡素化し
て行くこと(余計な事はやらない!!)であろう。更に"自立すること!!である。
"まずは地域やコミュニティで自立して行くことである。そのためには地域や
コミュニティで起業化していくことで経済的な自立を図るのである。ビジネス
を産み出すこと。コミュニティ・ビジネスを起こすことである。例えば、地域
でエネルギーや食糧を自給することを目指してビジネスを起こすとすれば、そ
れらはまさにコミュニティ・ビジネスでありソーシャル・エンタープライズと
言えよう。地域で問題・課題があるところにこそビジネス・チャンスあるのだ
そうだ。英国では、どうやらコミュニティ・ビジネスもソーシャル・エンター
プライズもそしてパートナーシップも個や地域・コミュニティ、国が、"自立"
して行くためのより具体的な手法なのである。ということが英国から学んだ大
きなことであった。


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またまた長くなって、ごめんなさい!!

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