野外教育研究所IOEは、 野外教育、環境教育を 行う民間の事業所です。

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いついつ BOSS 通信 Vol.20

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  2008.6.26. Vol.20
 
      ☆☆☆☆☆  いついつ BOSS 通信  ☆☆☆☆☆
          
       
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私の友人・知人のみな様、こんにちわ!!

いつ来るか分からない。いつか来る。いつでも来る。(不定期発行)"の
「いついつ BOSS 通信」は、私、山口久臣が、みな様に、
環境教育、野外教育、国際交流、自然学校、体験活動、環境地域づくりなどの
おもしろい&耳よりな情報や私の"思い"をお伝えさせていただくメールです。

皆様、お元気でしょか!? ますます、ご活躍の事と存じ上げます。

今回はミャンマーでのサイクロンによる大災害及び、中国四川省大地震、更には
この6月に起こった「岩手・宮城内陸大地震」による激甚災害について、
私の思いを述べさせて頂きます。
お付き合いいただけましたら誠に幸いです。

今回初めて、お送りさせて頂きます方々へは、大変失礼致します。
BOSS(ボス)は、私のキャンプ・ネームです。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
"そんなのいらんゾ!!"という方は、いつでも"お断りメール"を下さいませ。
                            山口久臣(BOSS)
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  目  次

 ヤマグチ流大災害考究
【1】日常的に起こり得る大災害と被災

【2】大災害へのリスクマネジメント雑感(Vol.21へ)
【3】再生、復興を目指す不屈の心(Vol.22)

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 ヤマグチ流大災害考究
【1】日常的に起こり得る大災害と被災

 地震、台風、水害、火山の大噴火、火事などの大災害は、いつどこで誰に
降りかかって来るかまったく分らない。被災してしまうかもしれない。

今回比較的続けて起こったミャンマーのサイクロン、中国四川省の大地震、
そして岩手・宮城内陸大地震による大災害と甚大被害。
随分と考えさせられてしまった。
知れば知るほどに心が痛むが、反面いつ自分たちが当事者になるかもしれな
いのだとも思う。

例えば、日本国内には現在動くかも知れない(動くと地震が発生する。)と
云う"活断層"が政府による認定分だけでも約110ヶ所ほどあるというのだが、
何と今回の岩手・宮城内陸大地震では、その認定に入っていない断層の地盤
が動いての"大地震"だったのだと云う。

そしてこの岩手・宮城内陸大地震では、不幸にして我々の「自然学校」仲間
である栗駒山(標高1500m)の中腹位置にある「くりこま高原自然学校(佐々
木豊志校長)」が被災してしまった。大変なことだ。
この自然学校には広い敷地と複数の施設(ログハウスやみんなで創った廃材
ハウスなどが10棟ぐらい)があり、山村留学の子どもたちを含め十数名の若
者たちが共同生活をしながら通年で多種多様な自然学校活動を展開している
環境地域づくりの拠点の一つでもある。
不幸中の幸いで怪我人以上は出なかったそうだが施設は大変な被害だったそ
うだ。私が地震直後に携帯電話に電話をした時は、"もうお手上げ状態だ!!"
と言っていた。
しかし彼らはその後、持ち前の不屈の精神と自然学校で培った野外・自然の
中での活動のノウハウを活かしながらもっか再生・復興に向けて大奮闘中で
ある。可能な限りの応援をして行きたい。

地球上の陸上に起こっているマグニチュード6以上の地震の1/4ほどが何と日
本列島で起こっているのだそうだ。

私が住んでいる熊本市龍田町の地盤には「立田活断層」と呼ばれる活断層が
走っているらしい。しかも過去100年間の内にマグニチュード7クラスの大地
震が起こっていると云う記録がある。日本列島では大地震がほぼ100年以内
の周期で起こっているとも言われている。
「立田活断層」もいつ大揺れするとも限らないという実は危機的な状況にあ
ると云っても過言ではないようだ。

大災害の被災と言えば地震だけではない。火山の大噴火による被災の記録で
は、長崎県の雲仙普賢岳の大噴火と火砕流、土石流の被害や北海道洞爺湖の
有珠山の大爆発等はまだまだ記憶に新しいところだ。

また九州は梅雨前線の影響を受けやすく大雨による土砂崩れや土石流などの
大災害も毎年どこかで起こっている。更によくよく台風の通り道にも当る。
この大雨や台風の被害もその年にもよるが半端なものではない。

更には私が個人的にもここ何年来と懸念している大災害への危機感がある。
それは、東京首都の大地震と富士山の噴火と東海大地震・東南海大地震・南
海大地震(いずれもM7,8クラスの超大地震が懸念されている。)である。

東京の首都圏に大地震(江戸は、過去に1853年に安政の大地震。1923年には
関東大震災が、ほぼ100年以内の周期で起こっているのだ。)が起こると半
端な被害では治まらないことは我々素人の頭でも容易に想像がつく。

それだけではない。この日本の首都と云う所、実に始末が悪く、政治も経済
も集中しているではないか。
こんなところが大揺れすると日本社会は大方の予想どおり、"ニッポン全国
大ドミノ倒し!!"になってしまいそうだ。
このあたりも日本の他の地域で起こっている大地震と被害を上回る大被害が
予想されるところだ。

私は常日頃から現代の日本社会の首都と都市への一極集中構造を考えるにつ
け早いとこ"分散"型(例えば、道州制でブロック毎に独立自営型の自治に
して行く。等)にして行かないと、もしもの大災害時には日本社会壊滅の危
機も夢(?)じゃねー!!と思っている。

そういう意味では、富士山の大噴火も同様の懸念材料と云える。
富士山は、山麓で5年ほど前に「低周波地震」なるものが頻発した記録があ
り、火山では専門家によると、この「低周波地震」なる火山性地震が続くと
近々に火山噴火活動への道へ続くとか。
そういった意味では、富士山のある場所は悪過ぎるとも、東京のある場所が
悪過ぎるとも云える。

また太平洋プレートと云う地球上の表面地盤が、静岡県の駿河湾に切り込む
様にある「駿河湾トラフ」と呼ばれている海溝へ沈み込むことによって発生
すると云われている「東海大地震」への懸念はもう30年以上前から云われ続
けて来たことである。そしてそのお隣の東海地域、紀伊半島域に位置して発
生すると懸念されている東南海大地震と南海大地震への恐怖も同様で不気味
なものである。

これらの大災害は、いつ起こるのか殆ど予想がつかないという現状である。
極端には、今起こっても数分後に起こっても数日後に起こっても、また数年
後に起こっても何ら不思議ではない。よく分からないのだ。

大災害は、防災的にも無防備な発展途上の都市や現代のテクノロジーの集積
度の高い都市ほどに激甚なる被害を及ぼすことは近年のいろいろな事例から
よく分かって来たところである。

便利な所ほど、もしもの場合には超不便になるのである。
便利は、不便の裏返しである。

本当に日常的にどこにでも誰にでも起こり得る大災害と被災なのである。

 

【2】大災害へのリスクマネジメント雑感 →→ Vol.21へ


【3】再生、復興への道を目指す心 →→ Vol.22へ

 

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またまた長くなってしまいました。ごめんなさい!!